吉原和音さん|古谷晃一郎は現場の神様である。

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吉原和音さん
大阪府立江之子島文化芸術創造センター/ enoco
企画部門 アートコーディネーター

あなたにとって古谷晃一郎とは何者ですか?

 作品設営やイベントの現場は、不特定多数が出入りし、時に修羅場と化します。人・物・事が一度に同時多発的に動く・起こるので、その場その場で判断して必要に応じて複数人で事態に当たらなければなりません。

そんな時に古谷さんは、的確に人に指示を出して現場をまとめ、段取りを組み、現場の片付けを行っていきます。腰のポーチからは万能グッズが出てきて的確に処置してくれて、コードというコードはすべて八の字巻き。そんな頼れる現場の神様です。ただし、よくよく観察していると、同じ事を繰り返し言っていたり滝のような汗をかいていたりする時もあり、その時はテンパりふるふる(あだ名)ご光臨なので、そっと距離をおいてそれぞれ自分で考え相談すると現場がくるくると回ります。

古谷さんは経験も豊富で現場監督のような人ですが、任せっきりにするのではなくスタッフそれぞれが考えて作家や事態に対処するのをサポートしてくれるタイプの人です。気づけば修羅場のような現場も終わり、あとはお片づけをして、みんなでお疲れの乾杯をする。そんなチームづくりが上手な人だと私は思っています。みんなで頑張った後のビールは最高ですよ。ふるふる最近は痛風なのでビール禁止ですけどね笑